2026-03-15
先に結論を言う。MARCHの序列は、何を基準にするかで変わる。
「MARCHってどこが一番上なの?」
「MARCHならどこでも同じ?」
「結局、自分にはどこが合うの?」
こんな疑問を持っているなら、この記事で解決できる。
この記事でわかること:
一般的な序列は、明治 ≧ 青山学院 ≧ 立教 > 中央 ≧ 法政。ただし、これはあくまで全体の傾向だ。学部単位で見ると順位は大きく入れ替わる。
まずは最もわかりやすい指標、偏差値から見てみよう。
以下は2026年度の主要学部における偏差値の目安だ。
| 大学 | 文系主要学部 | 理系主要学部 | 総合目安 |
|---|---|---|---|
| 明治 | 60〜65 | 57〜62 | 60〜63 |
| 青山学院 | 60〜65 | 55〜60 | 58〜62 |
| 立教 | 58〜63 | 55〜60 | 57〜62 |
| 中央 | 57〜62 | 55〜58 | 56〜60 |
| 法政 | 55〜62 | 53〜58 | 55〜60 |
偏差値で見ると、明治がやや頭一つ抜けている。青山学院と立教が僅差で続き、中央と法政がほぼ同水準。ただし、中央の法学部(偏差値62〜65)のように、特定学部で序列が逆転するケースもある。
注意:偏差値は年度や予備校によって異なる。最新の数値は河合塾・駿台・東進など各予備校のデータを必ず確認してほしい。
では、偏差値以外の指標ではどうなるか?
「入試の難易度」と「卒業後の就職力」は、必ずしも一致しない。ここが重要なポイントだ。
| 大学 | 有名企業400社就職率(目安) | 強い業界 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 明治 | 約25〜28% | 金融・メーカー・商社 | OB/OGネットワークが厚い。総合力が高い |
| 青山学院 | 約25〜28% | メディア・広告・IT | 渋谷の立地を活かした企業との接点が多い |
| 立教 | 約22〜26% | 金融・ホテル・観光・メディア | 英語教育に定評。グローバル系に強い |
| 中央 | 約20〜24% | 法曹・公務員・金融 | 法学部の資格実績が突出。公務員志望なら最有力 |
| 法政 | 約18〜22% | メーカー・IT・公務員 | キャリアセンターの面倒見がいい。多様な学部 |
就職力では明治と青山学院が拮抗している。注目すべきは中央だ。偏差値では4番手だが、法曹界・公務員では圧倒的な実績がある。法学部から司法試験を目指すなら、MARCH内で中央は1位と言っていい。
つまり、「将来何をしたいか」で序列は変わる。
ここまでで、偏差値と就職力で序列が異なることがわかった。では、受験生の「人気」という視点ではどうか。
受験生からの人気や世間的なブランドイメージも、志望校選びでは無視できない。
| 大学 | 志願者数(近年の傾向) | キャンパス立地 | ブランドイメージ |
|---|---|---|---|
| 明治 | MARCH内で最多クラス | 駿河台・和泉(都心) | 「MARCH筆頭」の定着。堅実・総合力 |
| 青山学院 | 高水準で推移 | 青山・渋谷(一等地) | おしゃれ・華やか。立地の魅力が強い |
| 立教 | 安定して高い | 池袋(都心) | 洗練・国際的。キャンパスの美しさに定評 |
| 中央 | 法学部の都心移転で回復傾向 | 多摩・茗荷谷 | 法学部のブランド。実直・堅実 |
| 法政 | 安定 | 市ケ谷・多摩 | 多様性。ユニークな学部が多い |
人気・ブランド力では、明治・青山学院・立教が「MARCH上位3校」として拮抗している。中央は法学部の茗荷谷移転で人気が回復傾向にある。法政はGIS(グローバル教養)など独自の学部で差別化を図っている。
ここで一つ、大事なことを言いたい。
序列だけを見て志望校を決めるのは危険だ。なぜなら、学部単位で見ると、この序列は簡単にひっくり返るから。
「MARCHのどこがいい?」の答えは、学びたい分野で変わる。学部系統別に整理した。
| 系統 | 1位 | 2位 | 3位 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 法学 | 中央 | 明治 | 立教 | 中央法は司法試験実績でMARCHトップ |
| 経済・商学 | 明治 | 立教 | 青山学院 | 明治商学部は伝統と就職力が強い |
| 文学・人文 | 立教 | 青山学院 | 法政 | 立教は英米文学、青学は英文学に定評 |
| 国際系 | 立教 | 青山学院 | 法政 | 立教の異文化コミュニケーション、法政GISも注目 |
| 情報・IT | 明治 | 中央 | 法政 | 中央の情報工学、法政の情報科学も評価高い |
| 理工 | 明治 | 中央 | 青山学院 | 明治の理工は研究力が高い |
| 社会学 | 立教 | 法政 | 明治 | 立教の社会学部は看板学部の一つ |
| スポーツ科学 | 法政 | 立教 | 明治 | 法政のスポーツ健康学部が充実 |
この表を見ると、「MARCHの序列」が一律ではないことがよくわかる。法学なら中央が最強。国際系なら立教。理工なら明治。自分の学びたい分野で選ぶことが、入学後の満足度を大きく左右する。
MARCHのどこを目指すか迷ったら、pispisのコーチと一緒に「自分の強み×学びたい分野×将来像」から志望校を絞り込むことができる。
pispisでは偏差値40からMARCH・早慶に逆転合格した事例がある。I.Eさんは偏差値40から慶應義塾大学文学部に合格。序列だけでなく「自分に合った大学」を見つけることが重要だ。
pispisでは年間300名以上の受験生を指導しているが、「序列が高いから」という理由だけで志望校を選んだ生徒は、入学後にミスマッチを感じやすい傾向がある。
志望校選びで本当に重要なのは、以下の3つだ。
序列は参考情報にすぎない。大事なのは「自分にとってのベストはどこか」だ。
とはいえ、高校生が一人でこれを判断するのは難しい。保護者も「MARCHならどこでもいいんじゃない?」となりがちだ。
だからこそ、第三者の視点が必要になる。
ここまで、偏差値・就職力・人気・学部の4つの軸でMARCHの序列を比較した。
まとめると、こうなる。
| 観点 | 序列の傾向 |
|---|---|
| 偏差値(総合) | 明治 ≧ 青学 ≧ 立教 > 中央 ≧ 法政 |
| 就職力 | 明治 ≒ 青学 > 立教 > 中央 ≧ 法政 |
| 人気・ブランド | 明治 ≒ 青学 ≒ 立教 > 中央 ≧ 法政 |
| 法学系 | 中央 > 明治 > 立教 > 他 |
| 国際系 | 立教 > 青学 > 法政 > 他 |
序列は一つではない。あなたの目標・得意科目・興味によって、ベストな選択肢は変わる。
大学受験pispisでは、「あなたにとってのベストなMARCH」を一緒に考えるところから始める。ICFコーチング認定者が在籍し、単なる偏差値マッチングではなく、あなたの強み・価値観・将来像に基づいた志望校選びをサポートする。
「どこを目指せばいいかわからない」なら、まず相談してほしい。