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2026-04-01

高1は塾に通うべき? 知っておいてほしい4つのこと

保護者向けコラム

お子様が高校生になられて、「そろそろ塾に通わせるべきかな」「でも、まだ早いのでは」と、頭の中でぐるぐる考えていらっしゃる保護者さまも、多いのではないでしょうか。入学直後の春に迷う方も、夏休みに改めて検討される方も、いらっしゃいます。

こんにちは。大学受験pispis代表の山本晃嗣です。

私たちも、高1の保護者さまから毎年最も多くいただくのが、「うちも塾に入れるべきか」というご相談です。私自身、これまで数百件の面談で保護者さまのお話を伺ってきましたが、ご相談内容は、実は4つに集約されます。

この記事では、その4つの悩みを整理し、ご家庭で話し合うときのヒントをお伝えします。

この記事でわかること:

  • 高1の保護者さまが感じやすい4つの悩み
  • それぞれの悩みの背景と、ご家庭で確認したい視点
  • 高1が塾を選ぶときに押さえておくべきこと

目次

  1. 高1、高校の勉強についていけるか不安
  2. 高1の部活と勉強は両立できるのか
  3. 高1はいつから塾に通うべきか
  4. 高1の塾選び、何で決めるべきか
  5. 最後に ── 高1の今、ご家庭でできること

1. 高1、高校の勉強についていけるか不安

面談でいちばん多くお聞きするご相談が、これです。

高校の授業は、中学と比べて学習量が大きく増えます。予習・復習が前提で進むため、学習習慣が整わないまま入学されたお子様は、一学期のうちに遅れを感じ始めることも少なくありません。

中学時代は「授業を受けていれば理解できた」お子様が、高校では「自分で準備しないとついていけない」という状況に変わります。ここが、最初の壁です。

私のところにも、「中学まではテスト前に詰め込めば何とかなっていたのに、高校に入った途端、詰め込みが効かなくなった」というお悩みがよく届きます。これは、お子様の能力の問題ではありません。高校の勉強が「自学自習前提」に変わるからです。

ご家庭で確認したい視点

  • 現時点で、予習・復習の習慣があるか
  • 学校の授業で「わからない箇所が増えている」兆しはないか
  • 定期テストの点数ではなく、「日々の学習への姿勢」を見てみてください

2. 高1の部活と勉強は両立できるのか

「部活と勉強の両立」は、保護者さまの約58%が悩んでいらっしゃるテーマです(2023年・塾選ジャーナル調査)。特に夏休み前後や定期テストの時期、部活が本格化するタイミングで「このままで大丈夫かな」と感じる方が増えます。

運動部にせよ文化部にせよ、高校の部活は中学より本格化します。帰宅が遅くなる、疲れて勉強に手がつかない──このパターンに早めに対応できるかどうかが、高1の一年間を左右します。

両立のコツをひとつお伝えすると、大切なのは「部活が終わってから勉強を始める」ではなく、「スキマ時間を使う習慣」を早めに作ることです。通学の電車、朝の20分、昼休みの10分──1日30〜60分のスキマを学習に回せれば、部活と勉強の両立は十分現実的になります。

また、通塾の負担を減らすことも現実的な選択肢です。オンライン型の塾であれば、移動時間ゼロで、部活終わりや土日の空き時間に合わせた学習計画が組めます。大学受験pispisもこのスタイルで運営しており、部活と両立を考える高1のご家庭からよくご相談をいただきます。

ご家庭で確認したい視点

  • お子様は部活を最優先にしたいのか、勉強とバランスを取りたいのか
  • 両立を目指すなら、「限られた時間の使い方」を学べる環境があるか
  • 「部活が落ち着いてから勉強を始める」ではなく、「部活と並行して学習の型を作る」発想に切り替えてみてください

3. 高1はいつから塾に通うべきか

大学受験の本格的な勉強開始は、一般的に「高2の冬」と言われます。

ただ、多くの進学校の先生や先輩保護者が口を揃えて言うのは、「高1をどう過ごすかが、大学受験の結果を大きく左右する」ということです。

高3で挽回を目指すご家庭もありますが、その場合、大手予備校で年間100万円を超える費用がかかるケースも少なくありません。結果として、早い時期に少しずつ動いた方が、ご家庭の総負担が軽くなることもあります。

私自身、高校を中退したあと3浪の末に北海道大学に合格しました。3年分のブランクを取り戻すために、最初は高校受験レベルの参考書からやり直す必要があり、時間も学費も大きくかかりました。その経験から伝えたいのは、「動き出すタイミングが遅れるほど、取り返すためのコストは指数関数的に大きくなる」ということです。高1の今、お子様が自分から動こうとされているなら、それは一番コストの低いタイミングかもしれません。

ご家庭で確認したい視点

  • 「3年間フルで通う」前提の塾を選ぶのか、「学習の型が身につくまで」の期間で考えるのか
  • お子様自身が「動きたい」と感じているか、それともまだ様子見の段階か
  • 高3で挽回するか、高1から積み上げるか、ご家庭として方針を話し合ってみてください

4. 高1の塾選び、何で決めるべきか

塾選びについて、保護者さまが最重視するのは、実は「合格実績」ではありません。

東京個別指導学院が2016年に実施した調査(保護者320名対象)では、塾選びで「お子様の性格に合うか」を最重視する保護者が49%と最多で、「合格実績」を重視する方は28%でした。

同じ傾向は、より新しい調査でも確認されています。ネオマーケティングが2025年に中学受験の保護者150名に実施した調査では、塾選びで1位となったのは「子どもとの相性」43.9%で、「合格実績」17.3%を2.5倍以上上回っています(中学受験の保護者を対象とした調査ですが、塾選びの保護者心理として参考になります)。

つまり、保護者さまの多くは「お子様が続けられるかどうか」を、数字よりも直感的に重視されているということ。そして、この傾向は10年前から変わっていません。

私自身、医学部を目指して大手予備校のコースに入ったものの、自分に合わず2ヶ月で退塾した経験があります。だからこそ、お子様にとっての「相性」がどれだけ大事か、痛感しています。

大学受験pispisが大切にしていること

大学受験pispisは、授業を一方的に受けさせる集団塾でも、講師が付きっきりで教える従来型の個別指導でもありません。お子様が「自分で学習を回せる力」を育てる、自学管理型の塾です。

  • トレーナーが週1回60分、1対1で学習計画と進捗を管理します
  • 月1回のコーチングで、学習習慣そのものを設計します(ICF・国際コーチング連盟の認定アプローチを採用)
  • 24時間いつでも質問できる体制です
  • 学習報告アプリで、保護者の方も日々の学習状況をご確認いただけます

私たちが目指しているのは、お子様が「自分の力で受験を乗り越える力」を身につけることです。その状態に到達すれば、私たちの役割は終わります。実際、高2の途中や高3前に「ここからは自分でやれます」と卒業されていくお子様もいらっしゃいます。

ご家庭で確認したい視点

  • お子様は「指示されたい」タイプか、「自分で考えたい」タイプか
  • 集団授業・個別指導・自学管理型のうち、どれが合いそうか
  • 体験授業や面談では、「トレーナー・講師との相性」を必ず観察してみてください

最後に ── 高1の今、ご家庭でできること

高1の今は、ご家庭で「将来のこと」を話し合う、とても良いきっかけのタイミングです。

答えを急がなくて大丈夫です。私自身、3浪の遠回りを経て今の仕事にたどり着きました。だからこそ言えるのは、早く動き出すことと同じくらい、ご家庭で納得して進むことが大事だということ。

まずはお子様と、そしてご夫婦で、一度テーブルを囲んでみてください。

まずは情報を集めたい方へ

2026年度から始まった高校無償化制度で、ご家庭の教育費負担は大きく変わっています。申請を忘れるとご家庭の実費負担になる落とし穴もあるため、まずはこちらの記事をあわせてご参考ください。

2026年度「高校無償化」── 高1の保護者が知っておくべき5つのこと

大学受験について相談したい方へ

「うちの子に合う学習の形を知りたい」「具体的な学習計画を相談したい」と思われた方は、大学受験pispisのLINEからお気軽にお問い合わせください。高1向けの無料相談もご用意しています。

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参考資料

  • 文部科学省「高校生の悩みや不安と対処方法」(高校生の84.9%が何らかの不安・悩みを抱えている)
  • 塾選ジャーナル「勉強と部活の両立に悩む保護者は58%」調査(2023年)
  • 東京個別指導学院「塾の選び方」に対する意識・実態調査(2016年11月実施、保護者320名対象、LisaLisa50掲載)
  • ネオマーケティング「中学受験の葛藤に関する調査」(2025年6月実施、中学受験を控える保護者150名対象)
監修:山本晃嗣(こうじ先生)|大学受験pispis代表
高校中退・偏差値35から北海道大学に逆転合格。3度の受験で早稲田・明治・同志社にも合格。ADHD当事者としての経験を活かし「動けない受験生」の指導に特化。ICFコーチング認定者在籍 / ST・PT監修。YouTube登録者24.9万人。月間在籍約400名、年間指導実績500名以上。
https://pispis.net/

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